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The Weight
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2005.04.10 Sunday 09:32
私が小学校6年生の時だから、今をさかのぼること28年前。(嘘みたいに昔)
集英社(だったと思うが)から出ていた1冊の文庫本をむさぼり読んだ。
タイトルも忘れてしまったが、洋楽アーティストを1人ずつ取り上げ、紹介記事と代表作のジャケ写という、いたってシンプルな構成のものだった。ただ、紹介記事がいわゆるプロフィール紹介のようなものではなく、筆者の主観が反映しまくった、一方的といえば一方的な内容だったと記憶している。(Mick Jaggerのことをロック界の悪魔のような調子で取り上げてたので、お子ちゃまだった私は、お陰でStonesを聴くのにかなり勇気が必要となった。)
アーティストもロック、ポップスだけでなくジャズまで取り上げていて、Miles DavisやBill Evansらの名前もその本ではじめて知った。自分にとってまさに「あなたの知らない世界」の連続であり、以後洋楽求道を邁進するきっかけとなった。(わりに、手元にはもう残っていないのはなぜ?)
その本にThe Bandが紹介されていて、解散直後だったこともあり、Last Waltsに関する記述を中心に、ロックの終焉を匂わせる内容だった。
ヒットチャートと無縁(でもないか)のバンドだったことから、その当時音源に触れる機会もなく、この年になるまで周りにも聴いている人がいなかったせいもあり、断片的にも耳にすることはなかった。
しかし、たまたま観たウイスキーのCM(布袋寅秦が出ていたモノクロ基調のやつ)のバックにかかっていたThe Weightのかっこ良さに一発ではまり、まず、ベスト盤をAmazonで購入。
楽曲のバリエーションにまず驚く。ボーカリストが3人という特性を、見事に生かしきっていて、いきなりガツンとはこないものの、持続する感動が内包された作品群であった。こりゃー伝説にもなるわ。
以後も、名盤と呼ばれる1st、2nd、南十字星、そしてLast WaltsのDVDと立て続けに購入し、カーステ、ipodともにヘビーローテーションである。(カーステでかけるたびに、かみさんと娘に「またか・・・」という顔をされるが。)
28年目の邂逅だったが、これからは死ぬまで付き合い続けることになりそうである。今年初夏に発売が予定されている、レア音源満載のボックスセットが楽しみだが、買えるかどうか・・・。
A Musical Historyposted with amazlet on 06.01.28The Band
Capitol (2005/09/27)
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